戦慄の微笑み [本 音楽 映画アレコレ]

「泣かないと決めた日」
毎週火曜日はドラマにはまっていました。
9時ちょっと前にテレビの前でワクワクしながら待つ。
こんなの13年ぶりくらい!
もぉーね、リッパなオトナなのでね、若者の色恋ドラマなどはちっとも面白くなくなってしまったのですね。
このドラマは、昔大好きだったいわゆる「ジェットコースタードラマ」に通ずる面白さがありました。
テーマは「オフィス内でのイジメ」
内容の説明は省きますね。
タイトルの「戦慄の微笑み」
これは、ズバリ「杏」ちゃんのこと。
このコの演技コワかったー!
主人公の榮倉奈々ちゃんの親友のフリして影で彼女を陥れるのです。
杏ちゃんの「ニヤっ」とするその表情に戦慄が走るんですよ。
杏ちゃん、さすが渡辺謙の娘です。
最終回のキレまくった演技、すごかった。

殺人未遂までしちゃいます。
女ってコワい!
嫉妬ってコワい!
杏ちゃんってコワい!
彼女の演技もコワかったですが、カメラワークがすごいです。素晴らしいです。
ホラー映画、オカルト映画のようでした。
あんな撮り方でなかったら、あそこまで杏ちゃんコワくなかったかも・・・
チームワークって素晴らしいですね(笑)
ドラマですが・・・
テーマはイジメです。
でもイジメそのものだけではなく、それぞれの抱えている事情、人生などから、観る側誰もが登場人物を自分に置き換えて考えることのできる役柄があったのではないかと思います。
イジメを経験した人は、榮倉奈々ちゃんに。。
仕事と家庭の両立を頑張っている女性は紺野まひるに。。
部下に慕われず、上司にも嫌われる中間管理職的な立場の人は木村佳乃に。。
正義を通して左遷されてしまった経験のある人は藤木直人に。。
自分の友達に恋する男をひたすら想い続け嫉妬に狂う女性は杏ちゃんに。。
私はというと、、
もちろん「派遣社員の白石杏子」役の有坂来瞳さん。
彼女が契約打ち切りになった回は、感情移入しすぎてしまい泣きすぎて目が腫れてしまいました。
派遣切りを部長から聞かされた、木村佳乃が最初は「私もさっき聞かされたの」ってな感じで部下の有坂来瞳にシラっと伝え、何となく逃げるんだけど、藤木直人から言われた一言から色々と悩み考え、有坂サン出社最終日に退社するところを追いかけ労をねぎらい、そして「守ってあげられなくて、ごめんなさい」って謝るんですね。
コレさえあれば、気持ちよく辞められたと思うのですよ。
私の上司だった人は、経営者からの命令だと嘘をつき、さらに「派遣切りどころか、むしろジブンは守ってやった」とほざき、なんだかかんだかとイチャモンをつけてきた。
5年半、派遣社員ながらも売上アップを目指し、課内正社員のメンズらをサポートし必死にかつ楽しくやってきたつもりだった。
有坂サンの「終わりよければ全て良し」の真逆でした、私の場合は。
そんな7ヶ月前の出来事を思い出しながら、せつなくなったりしました。
そして、「桐野征治」役の藤木直人。。
かーっこよかったデス!
正直これまで、いるんだかいないんだかわからない俳優(失礼!)ってな感じの存在でしたが、一気に株が上がりましたね。
いちいち無表情ながらイイコト言うんです。
段田安則はほんっとーに悪役がお似合いです。
昔ハマった「野島伸司」シリーズのドラマ「聖者の行進」を思い出してしまいました。
障害者の子供達をいじめる血も涙もない嫌な役をガッツリ演じていましたね。
観るたびに胸が苦しくなるドラマでした。
もし、道端で段田サンを偶然見かけるようなことがあったら、私、嫌悪感で吐き気がしてしまうんじゃないかと思います。
役柄の影響って大きいですね、コワいですね。
子役上がりの俳優が思春期にグレるのもわからなくはないですね。
火9、楽しませていただきました。
久々に面白いドラマでした。







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